和歌山アドベンチャーワールドの永明はじめ3頭のジャイアントパンダと

上野動物園のジャイアントパンダ、シャンシャン(香香)が中国に返還されました。

どのパンダも大変な人気を博していたため、多くの人々が空港で別れを惜しんでいました。

28年間に16頭の子どもをもうけた永明は、その類稀なる生命力と繁殖能力の研究のため、

他のパンダたちは家族を見つけるためとのことですが、いずれも予め中国との契約で

返還時期が決められていたわけですので、お別れは残念ですが、中国で幸せに暮らして

くれることを願うばかりです。

以前、絶滅の危機にあるジャイアントパンダを懸命に保護して繁殖研究を続けている中国の

パンダ施設の人々と、和歌山アドベンチャーワールドで初めてパンダの繁殖に成功した人々

との交流の様子を描いたドキュメンタリー番組を見て大いに感動した覚えがあります。

中国のパンダ外交恐るべし…なんてことを返還のニュースを見ながら思い浮かべていたところ、

そういえば自分は一度もパンダを見に行ったことがないということに気づきました。

ムリに行かなかったわけではもちろんありません。

2017年にシャンシャンが生まれた時は、一般公開されたら絶対見に行こう!と思っていたのに

テレビで凄まじい行列を見てもう少し落ち着いたら行こうと思っているうちにコロナが勃発、

その後観覧が再開され何度か抽選に申し込みましたがことごとく落選、そうこうしている

うちに中国返還の発表が出て更に観覧は難しくなり、結果現在に至る、という感じです。

こういう人、結構多いのではないかと思います(苦笑。

次またシャンシャンのように愛らしいパンダがやってきたら、

今度こそ見に行きたいと思っています。