地方での医療を望まれる医師の皆さまへ
医師が自由に働く場所を選択できる時代になり、キャリア構築への可能性が広がったことは好ましいことです。しかしその一方で、平成20年度以降、医学部の定員は増員されていますが、医師の地域偏在の解消には至っておらず、都市部との格差が広がる状況が続いています。
2019年厚生労働省は、宮城を除く東北各県など16県が、人口や診療需要に対して適正な医師数を確保できていない医師少数県となっていることを明らかにしました。
国は地方の病院団体・自治体からの対策要望を受け、偏在を是正する仕組みづくりに取り掛かっているところで、2036年度までに問題を完全に解消することを目標としています。
また、多くの地域でそれぞれの地域の特性によって独自の医療連携システムを構築し、運営する取り組みも始まっています。
またこの一方で、
次のような地方ならではのデメリットも聞かれます。
- ◆ 業務量が多くなる傾向が強く、長時間労働や精神的な負担につながりやすい
- ◆ 限られた医療環境の中で完璧な診療を求められ、強いプレッシャーにさらされる
- ◆ アクセスが悪い場所だと自家用車が必須となり、経済的負担が増す。また、学会やセミナーに参加するのも体力勝負となる。
医師の皆さまにとって地方で医療を行うことの意義は大きく、それに伴う困難さをどのように把握し対処しながらキャリアを積まれていくかというところに心を砕かれることと存じます。
ファインメディックは、短期、長期に関わらず地方での医療を望まれる医師の皆さまが、安心して入職を開始していただけるように、医療機関の選定から事前情報のご提供、入職後のサポートまで、きめ細かくサポートさせていただきます。
各種行政機関や地方の医療機関専門の経営コンサルタントなどとの連携を強化し、地方の医師不足解消の一助となれるよう努めてまいります。