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院長を目指されている医師の皆さまへ

第三者への医業承継が増えています

急速に進む高齢化社会。病院・クリニックの継承は年々困難になってきています。
特に開業医の場合、親族間による継承がイメージされますが、診療科目の違いや病院勤務を辞められないなどの理由で後継者不足に陥るケースが多く、昨今は第三者への医業継承も増えてきております。

医業継承には次のようなメリットが考えられます。

◇ 開業資金が節約できる
新規で開業する場合には、立地の調査から不動産の選定に多くの時間を割き、不動産費用、内装費、医療機器などの設備費、広告宣伝費などで莫大な費用がかかります。
しかし、継承開業の場合は立地調査など不要で、費用負担が大きい不動産費用や設備費を抑えることができ、経済的リスクを回避することができます。
◇ 集患のしやすさ
継承開業は、既存の患者を引き継ぐことができるため、新規開業のように一から患者を呼び込む必要がありません。
前任者との契約や個人情報保護の手続きを踏めばカルテの引継ぎも可能です。
新規開業に比べて経営計画の予測もしやすく、早期の黒字化を目指せます。
◇ 看護師・医療スタッフを引き継ぐことができる
こちらも前任者との契約形態によりますが、既存の看護師・医療スタッフを引き継ぐことにより最初から大きな戦略を得ることができます。
医院に通う患者の特性を把握し、地元とのつながりも強いスタッフと共に診療を開始できる強みは安定した経営を続けるための大きなアドバンテージとなります。

その一方で、 医療継承によるデメリットも考慮に入れる必要があります。

❖ 院長交代による患者離れ
特に前任者が地元で有名な名医であったり、前任者目当てに通う患者が多い医院であった場合に多く見られる傾向です。
たくさんの患者を一気に失うことのないよう、継承にあたっては事前の十分な周知と患者の丁寧な引継ぎが必須です。
❖ 既存のスタイルに翻弄される
長く運営されていた医院では、看護師やスタッフの間で独特の決まり事や診療フローが形成されていることが多いものです。
引き継ぐにあたって継続してやっていくべきなのか新たな診療方針を確立すべきかなどをよく吟味し、全員と話し合いを持ちながら進める必要があります。
❖ 予想外の環境変化
引き継いだ途端に近隣に新たなクリニックができたり、駅前に建設中の商業ビルに医療モールが入ることが分かった、など思わぬ環境の変化に見舞われることもあります。
継承先の選定には、事前に周辺の環境調査を細かく行うことが重要です。
以上のようなメリット・デメリットを考慮され、これから開業を目指される医師の皆さまは、ご自身のスタイルやご希望に沿って、新規開業と継承開業の両方を視野に入れてお考えになってみてはいかがでしょうか。
ファインメディックは、新規開業・継承開業の両方のスタイルを熟知し、長年に渡り医師の開業支援を行う医療経営のプロフェッショナル機関と連携し、これから開業を目指される医師の皆さまをサポートさせていただきます。
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