新たな宇宙飛行士候補が14年ぶりに誕生しましたね。
外科医師の米田あゆさんと世界銀行の諏訪理さん。今朝の記者会見でお二人が喜びを
かみしめながら記者の質問に一生懸命答えておられる姿を見て、非常に感銘を受けましたし、
心から応援したいと思いました。
社会人として第一線で活躍されている方々が、宇宙開発という未知の分野で新たなキャリアを
築いて行かれることに、未来への希望を感じずにはいられません。
お二人はこれから科学技術や工学の分野に進みたいと願う人たちに、どんな状況でも性別・
年齢、そして職業に関係なく夢を追求することができるということを示されたと思います。
言わずもがなですが、宇宙飛行士は高度な技術力と科学的知識、健康管理、危機管理能力等、
多種様々なスキルを必要とする職業であり、科学技術の進歩と地球の未来を担う責任ある
立場に置かれることになります。これから訓練を続けられていく中で、憧れだけでは
乗り越えられない、たくさんの苦難や試練にも直面されていくことと思います。けれども
米田さんの「宇宙飛行士を身近な存在に感じてもらえるように自分の言葉で伝えていきたい」
という意味の発言を聞き、きっとやり遂げられることだろうと心強く思いました。
世界の国々と協力し合いながら、宇宙開発、そして宇宙飛行士になるまでのプロセスさえも
存分に楽しんでいただき、いつの日か月面着陸にも成功していただきますよう願っております。