歩くのが速い人ほど長く生きる傾向があるようです。歩行速度は筋肉量と関係しているため、

筋肉の量が多いほど長生きできることを表しているとのこと。

筋肉は歩行に必要な力を生み出しますから、筋肉量が多ければ多いほど、歩行に必要な力を

より効率的に生み出すことができるため、筋力もついて歩行速度が速くなる、ということは

言えそうです。

私の父は今年84歳を迎えますが、確かに若い頃はものすごく歩くのが速かったです。子供の

私にはほとんど走っているように見えましたし、とてもついて歩くことはできませんでした。

さすがに今はその頃に比べて緩やかな歩き方になりましたが、それでも毎朝数キロ歩いてます

から、歩くのが速かったからなのかは分かりませんが、ウォーキングの継続が健康長寿に

つながるということは納得できました。

とはいえ、これはなかなか真似できることではありません。外出の際はできるだけ歩くように

してますが、車や電車を使うことが多いので運動と言えるほどではないですからね。また、

毎朝ウォーキングのために外に出るという気分にはどうしてもなれないのです。そこで、毎朝

家の中で歩くことにしました。ドンドン響かないようにマットを敷いて、その上でできるだけ

太ももを上げて、足踏みしています。

これは結構いいトレーニングになります。5分も続ければ身体が温かくなってきます。

汗が出るようになるには30分以上続けないといけませんが、運動した気分になれます。

足踏み運動は座りながらでも行えるとのこと(下段参照)。足の付け根にある腸腰筋を鍛える

ことができ、有酸素運動としての効果も高く、筋肉への負担が少ないのが特徴だそうです。

他にも家でもできる下半身の筋力をつける方法がありましたら、ぜひご教示ください(笑。

NHK: 高齢者に効果的な筋トレと運動時のコツ 筋力・脚力をつけるトレーニング