クラシック音楽の中で一番好きな曲です。
昨日ご結婚のニュースが流れた反田恭平さんのショパン国際ピアノ・コンクール(2021)での
演奏も素晴らしかったですし、
辻井伸行さんのヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール(2009)での圧巻の演奏は
一生忘れられそうにありません。
ちょっと疲れた時にこの曲を聴くと、深く癒されます。
気持ちよくてそのまま寝てしまいそうになるので、夜に聴くようにしています。
10年以上前のこと、あまりにもこの曲が好きすぎて楽譜本を買ってしまいました。
今でも本棚にお守りのように飾ってあります。
楽譜本の冒頭にある作曲家の小林秀雄氏による解説は、
日本語の美しさを再認識させてくれるような、愛情溢れる表現でまとめられています。
楽譜を目で追いながら曲を聴くと、当たり前のこととはいえ、
演奏家たちがきちんと譜面通りに音を奏でていることに驚いてしまいます。
中村紘子さんは特に驚異的でした。
完璧に譜面通りに弾きながらもちゃんと中村紘子さんだけの音色になっているのです。
本当に、すごいです。