医療現場もビジネスとして運営される時代になり、患者や医療機関からのニーズに応える
医師の起業が注目を集めています。私は働きながらMBAを取得しましたが、通っていた学校は
医療系のMBAコースを設けており、起業家精神を持つ多くの医師に出会いました。
医師は患者を救うことが使命であり、それが社会に貢献する喜びにつながるものですが、
起業によって医師の視点から新しいアイデアや技術が生まれ、より大きな社会貢献ができる
という考え方でいわば医師の自己実現のための挑戦と言えるのではないでしょうか。
医師の起業のトレンドは、次の3つです。
1. ヘルステック
医療業界とテクノロジーの融合で新しいビジネスチャンスを探ります。例えば、診断支援システムや健康管理アプリなどがあります。
2. エイジングケア
高齢化社会の進展に伴い、老化対策や健康維持に関する事業が増えています。また、美容医療や健康食品など、エイジングケアに関連する分野も注目を集めています。米国では遺伝子操作で超長寿薬の開発を目指す企業もあるようです。
3. 既存医療サービスの改善
医療現場において課題となっている問題に対して、改善案を提供する起業が増えています。例えば、医師の待ち時間の削減や医療機関の情報共有などがあります。
医師が社長の企業が上場を果たす例も出てきました。
医師の視点から新しい医療ビジネスが生み出される流れはこれからさらに広がりそうです。
当社も起業される医師の皆さまのお役に立てるサービスを推進して参ります。